2023.10.27 自治体も含めた有給で必修のコーオプ実習は国立大学初。その中身って?
こんにちは。UEAの佐川@学生時代のアルバイトは塾講師です。
本日の水戸キャンパスの1枚です。空がすっかり秋らしくなり、学園祭の「茨苑祭(しえんさい)」の看板が出始めました。
キャンパスの雰囲気をつかんだり、在学生との交流や研究室・サークル活動の展示・発表もありますのでお近くの方はぜひお越しください!

さて、前回のブログは、オンライン説明会のご案内でしたが、
本日は、地域未来共創学環のコーオプ実習についてお伝えします!
■コーオプ実習って何?
コーオプ実習は、自治体や企業等の働く現場で、大学での学修内容に関連のある部署や業務に従事し、学んだことを実践・応用していくものです。
大学での学修とコーオプ実習での学びとを結び付けて実践力を高め、地域課題の解決・地域の活性化に貢献する人材を養成します。
地域未来共創学環では、2年次・3年次のコーオプ実習を必修としていて、3年次は有給で(お給料をもらって)実習を行います。(4年次は選択・有給)
私立大学ではコーオプ実習の取組みが広がりつつありますが、国立大学では少なく、企業だけでなく自治体も含めた実習先かつ有償で必修のコーオプ実習は、国立大学では初となっています。
■コーオプ実習のいいところ
コーオプ実習は、大学で学んだことを社会に出てからではなく、大学にいるうちから実践できることが大きなメリットです!
また、実習でわからないことが出てきたら、大学の先生に相談して専門的な知見で指導いただけるので、そこから実習に必要な知識やスキルをさらに学び、また実践して、深める・高めることができます。
(社会に出ると、研究者や専門家に気軽に相談できませんから!)
コーオプ実習も含めたカリキュラムの内容と特徴が気になる方は、以下をチェックしてみてください!
■「総合的な学習(探究)の時間」の学びがつながる!
高校では、総合的な探究の時間で社会問題や地域課題の見つけ方や、解決のための考え方・方法を学習します。
自ら課題や目標を設定して、いろんな人から話を聞き、ネットや書籍で情報取集し、必要な知識やスキルを身に付け、周りの人の協力を得ながらアイディア・解決策を考える学習をしているかと思います。
このような取り組みを、より学問的により実践的に、3年次のコーオプ実習Ⅰ(必修)で実際に自治体や企業等の働く場で行うイメージです。
コーオプ実習Ⅰでは、有給で実習を行います。
主体的に行動しつつも、組織の一員として先輩上司の指示を受けながら周囲と協力して業務に従事することで、実践力だけでなく、働く人としての責任意識も醸成していきます。
このように、コーオプ実習は、高校の学びとつながっていて、さらに学問的かつ実践的に学べることが感じられるかと思います。
■どんな実習をするの?
地域未来共創学環では、ビジネスとデータサイエンス、そしてアントレプレナーシップを学び、コーオプ実習に臨みます。大学での学びと実習先の事業・業務内容をふまえて、大学と実習先が一緒に実習内容を構築していきます。(各実習先の実習内容は公表できるようになりましたらブログでも紹介できたらと思います。)
実習受入れ先は既にHPで公表していますので、こちらをご覧ください。
※受入れ先は令和5年10月現在
地域未来共創学環オンライン説明会 <毎週開催!>
オンライン説明会では、地域未来共創学環の教員が、カリキュラムの特徴、コーオプ教育、そして入試に関する情報までポイントをおさえて説明します!
受験を考えている高校生、保護者、高校の先生方、ぜひご参加ください。
\ 開催日程 /
令和5年11月3日(金) 13:00~14:00
令和5年11月9日(木) 17:00~18:00
令和5年11月14日(火) 17:00~18:00★
令和5年11月17日(金) 17:00~18:00◆
令和5年11月22日(水) 19:00~20:00
令和5年12月3日(日) 10:00~11:00
令和5年12月11日(月) 17:00~18:00◆
令和5年12月14日(木) 17:00~18:00
令和5年12月20日(水) 19:00~20:00★
令和5年12月26日(火) 17:00~18:00
★は「地域ビジネスデザインプログラム」
◆は「地域創生データサイエンスプログラム」を詳しく説明する回です。