2023.11.24 「共創」が前に進んでいることを感じたイベント「コーオプ教育でつくる茨城の未来」でした。

こんにちは。UEAの佐川です。
本日は、11/22(水)に本学広報室が主催した、
地域未来共創学環開設記念「コーオプ教育でつくる茨城の未来」
の様子を簡単にお届けします。
このイベントは、令和6年4月に開設する「地域未来共創学環」の
特徴の一つでもあるコーオプ教育の取組みを例にし、
大学と地域の共創により茨城のどのような未来が展望できるか、
大学・企業・自治体それぞれの立場から語りあい、
「共創」について考えていくものです。
前半は、地域未来共創学環の教員・UEAによる学環やコーオプ教育についての紹介、
後半は、実習先の企業・自治体の代表者と本学学長とのパネルディスカッションが行われました。
当日は、会場・オンラインを含めて、100名を超える方に参加いただきました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
冒頭、本学の太田学長が挨拶で、
「コーオプ教育は初めての取組みとなるのでわくわくしている。」
と、期待の言葉を述べてスタートしました。

まずは、新教育組織(学士課程)の福与設置準備室長が
地域未来共創学環の「共創」への想いや、
地域課題をビジネスの手法で解決していくこと、
4年間のカリキュラム・コーオプ教育について説明しました。

続いて、設置準備室員の鈴木先生が、コーオプ実習ではどのような実習を行うのか、
鈴木先生が取組んでいるビジネスにおけるデータサイエンスの活用を例にご紹介しました。

最後は、私、UEAの佐川が、地域と共に学生を育てる共創教育体制、
UEAの役割を説明し、実習先をご紹介しました。
(他の写真は私が撮影したのですが、自分が説明している最中の写真を
撮っていただくのをすっかり忘れていました・・・)
茨城大学の役割は「つなぐ」こと。
後半のパネルディスカッションは、学環のコーオプ実習をきっかけに、
大学と地域がどう連携して未来をつくっていくかというテーマで行われました。
コーオプ実習を受入れてくださる実習先の企業・自治体の代表者と本学学長がパネラーとなり、
モデレーターとして本学社会連携センター長の中村先生が場を切り盛りします。

<パネルディスカッションの登壇者>
○パネリスト
新熱工業株式会社 代表取締役社長 大谷 直子 氏
茨城いすゞ自動車株式会社 代表取締役副社長 豊﨑 悟 氏
水戸市長 高橋 靖 氏
本学 学長 太田 寛行
○モデレーター
本学 社会連携センター長 中村 麻子
パネルディスカッションでは、企業・自治体の皆様に、人材面での課題は何か、
コーオプ実習をどう活用していきたいかという問いが投げかけられ
それぞれの立場からお話しいただいただけでなく、
本学やコーオプ実習に対する期待も述べていただきました。
そして、最後に太田学長は、
「地域の課題や要望を聞き、茨城大学としてどう応えるか、
どの様な共創にしていくのかを考える、こういう場が必要だったのではないか。
茨城大学の役割は「つなぐ」こと。
高校生たちが将来に何を希望しているのか、
地域はどういう人材を求めているのか。
その間にある大学の「つなぐ」役割の一つに、学環がある。」
とまとめていました。
地域の企業・自治体とともに、将来、地域で活躍する人材を
共に育てていく「共創」が前に進んでいることを感じた
「コーオプ教育でつくる茨城の未来」でした。
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