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学環学生が行く!地域未来共創学環『授業紹介』インタビュー 【第5回 「地域メディアビジネス論」(岩佐 淳一 先生)】

こんにちは!学環学生広報アンバサダーの てっしー、くりた、ヨシソー です!

今回は、岩佐先生に学環2年次に開講されている「地域メディアビジネス論」という授業についてインタビューを行いました!!

てっしー くりた ヨシソー:
 本日はよろしくお願いします!

ヨシソー:
 まず、「地域メディアビジネス論」とはどのような授業なのか教えていただけますか?

岩佐先生:
 基本的にはSNSを作っているんですよ。従来の地域メディアっていうと、地域の新聞とか、コミュニティFMラジオとか、ローカルテレビとかだね。もちろん、それらも地域にとっては大切なメディアです。ですが、今ではインターネットのような電子空間のメディアが主流メディアになっているんですね。そこで、この授業ではSNSを中心に、情報発信について学んでいきます。

くりた:
 確かに、私たちもSNSで情報を見ることが多いですね。

岩佐先生:
 そうなんですよね。ちなみに、「SNS」の一文字目のSはどういう意味か知っていますか?

ヨシソー:
 あれっ?Sensation(感覚)のSでしたっけ?

岩佐先生:
 残念!正解は「Social(社会的な)」を意味しています。SNSはもともと親密な人同士が交流するためのサービスでした。しかし現在では、企業や行政、自治体も積極的に利用しています。イベントのお知らせや地域の魅力発信だけではなく、企業のブランドづくりや行政の広報活動など、幅広い役割を担うようになりました。

くりた:
 SNSはコミュニケーションツールというイメージが強かったですが、今では地域を支えるメディアにもなっているんですね。

岩佐先生:
 そうなんです。そして、実際にグループで地域課題に関する情報発信を企画し、訴求力のある情報をどのように発信するのかについて取り組みます。

てっしー:
 講義を聞くだけではなく、実践的な内容なんですね。

岩佐先生:
 例えば、自治体のホームページやSNSを調べ、「どこに課題があるのか」「もっと魅力的に伝えるにはどうしたらいいのか」をグループで話し合います。そして、自分たちならどのようなSNSを運営するのかを考え、実際に形にしていきます。

てっしー:
 自分たちで話し合って、自分たちで企画する・・・。とても面白そうです!

岩佐先生:
 今年の事例でいうと、「道の駅」をテーマにしたグループでは、実際の「道の駅」の情報発信を調べながら改善点を探し、「もっと地域の魅力が伝わる投稿ができるのではないか」と考えます。単に問題点を見つけるだけではなく、「こうしたらもっと良くなる」という「理想」を形にしていくことが大切なんです。

くりた:
 実際に手を動かして考えるからこそ、学べることが多そうですね。

岩佐先生:
 そのとおりです。社会に出ると、企業や行政の一員として情報発信を任されることがあります。その時に必要なのは、個人としてSNSを使う力ではなく、組織として責任を持って情報を発信する力です。その感覚を学生のうちから身につけてもらいたいと思っています。

てっしー:
 普段何気なく使っているSNSでも、企業や自治体の立場になると考え方が大きく変わるんですね。

岩佐先生:
 そうです。だからこそ、この授業では「誰に、何を、どのように伝えるのか」を常に意識しながら学んでいきます。それが、「地域メディアビジネス論」の大きな特徴だと思っています。

くりた:
 なるほど。1つ質問なのですが、なぜ様々な地域メディアの中からSNSを中心に学ぶのかについてお聞きしたいです。

岩佐先生:
 いい質問ですね。地域メディアというと新聞やテレビ、ラジオを思い浮かべる人が多いですが、その利用者は年々減少し続けています。一方で、今はスマートフォンで情報を得ることが当たり前になり、若い世代だけでなく中年層や高齢層の方々もSNSを利用する割合が高くなっています。そのため、地域の情報を伝える上でもSNSは欠かせない存在になっているんです。

ヨシソー:
 私もニュースを見るより、まずSNSで話題になっていることをチェックすることが多いです。

岩佐先生:
 やはりそういう人は多いですね。新聞やテレビは今でも重要なメディアですが、情報が届くスピードや拡散力という点ではSNSが大きな力を持っています。自治体も企業もホームページだけではなく、InstagramやXなどを活用して情報発信をしています。だからこそ、社会に出たときに必要になる知識としてSNSを学ぶ意味があると考えています。

てっしー:
 ちなみに、授業では実際にSNSを企画するそうですが、それにはどんな狙いがあるのでしょうか?

岩佐先生:
 一番の目的は、「組織として情報を発信する」という経験をしてもらうことです。普段は個人としてSNSを使っていますよね。でも企業や行政では、一人の意見ではなく組織全体の考えとして情報を発信します。その違いを体験してほしいんです。

くりた:
 確かに、企業の公式アカウントは個人のSNSとは全然違いますね!

岩佐先生:
 そうなんですよ。だから授業ではSNSを投稿するだけではなく、「運用ポリシー」も作成します。どんな情報を発信するのか、どんなことに注意しなければならないのか、トラブルが起きたらどう対応するのかなど、実際に組織で運営することを想定して考えていきます。また、SNSの運用を通して「誰に何を伝えたいのか」「どうすれば相手に伝わるのか」を考える力を身につけてほしいと思っているんですよ。このような経験は、就職してからきっと役に立つはずです。

ヨシソー:
 授業の目的を聞いていると、単なるSNSの授業ではなく、社会人としての必要な力も身につけられる授業なんだなと感じました。最後に、これから「地域メディアビジネス論」を学ぶ学生に対して、何か一言いただければと思います。

岩佐先生:
 そうですねぇ。地域課題を解決しようといったときに、データを見たりあるいはデータを自分で解析したりして、こうしたらいいんじゃないか、ああしたらいいんじゃないかって話になると思います。問題は、この先なんです。地域未来共創学環では、ビジネスとデータの二つを両輪としているけれど、その先にはメディアの役割というものがすごく大きいんです。そこに注意を向けてほしいということを強く言いたいですね。分析の先に、「それらをどう広めるのか」ということがあるんですよ。それがメディアの役割だというところに、より注目してもらいたい、気を配ってもらいたい、あるいは関心を持ってもらいたいと思っています。

てっしー:
 とても貴重なお話を聞くことができました。

てっしー くりた ヨシソー:
 本日はありがとうございました!!

岩佐淳一先生の教員インタビュー