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学環学生が行く!地域未来共創学環教員インタビュー 【第16回 岡山 毅先生】

 こんにちは!学環学生による教員インタビュー第16弾です!
今回は学生広報アンバサダーのけんじてんかふが阿見キャンパスで岡山毅先生にインタビューを行いました!

けんじ:
 初めに先生の研究について教えてください。

岡山先生:
 私が取り組んでいるのは、農業分野への「デジタルツイン」の応用です。農業はこれまで勘や経験に大きく頼ってきましたが、それを客観的なデータに基づいて判断できるようにしたい。ドローンやセンサーで畑や作物の情報を集め、サイバー空間に「もう一つの農場」を再現し、そこで試行錯誤を重ねることで、効率的で持続可能な農業の実現を目指しています。

(私たちは先生と一緒に実際にドローンを飛ばす体験もさせてもらいました!
 空から畑の様子を観察することで、データ収集の仕組みがよくわかり、研究の面白さを身近に感じる
 ことができました!!!)

てんかふ:
 サイバー空間に農場を再現するとは、とても未来的ですね。

岡山先生:
 はい。現実では時間がかかる作物の成長も、デジタル空間では短時間で何度もシミュレーションができます。実際にAIやシミュレーション技術を用いて、より良い栽培方法や傾向を探る研究が進んでいます。まだ「完全に自動化」という段階ではありませんが、可能性は大きいと思います。

てんかふ:
 そうした研究は「Society 5.0」とも関係しているのでしょうか?

岡山先生:
 ええ。Society 5.0はサイバー空間と現実空間を融合させ、人間中心の豊かな社会をつくる考え方です。農業の分野でも、これまで人が判断していたことをデータで裏付けることで、自動化や効率化につなげられる。その結果、人はもっと人間らしい部分に時間を使えるようになるはずです。

てんかふ:
 効率化の先にある「人間らしさ」が大切なのですね。

岡山先生:
 そう思います。技術は目的ではなく手段です。ただ収量を増やすだけではなく、作る人や食べる人が喜べるかどうかを考えることが大切です。農業にはノスタルジーのような、人を惹きつける魅力もあります。効率化とともに、そうした人間らしい価値を残していくことが私の目指す姿です。

けんじ:
 研究と同時に、学生や地域への思いも大切にされていると伺いました。

岡山先生:
 はい。研究室の中だけで完結するのではなく、地域に出て社会と関わることを重視しています。学生にも「技術を学ぶ」だけでなく、「社会課題とどう向き合うか」を考えてほしい。失敗を恐れず挑戦することが、学びを広げる大きな一歩になります。

けんじ:
 最後に、受験生や学環に関心を持っている高校生へのメッセージをお願いします。

岡山先生:
 やりたいことがはっきりしている人も、まだ模索している人も歓迎です。地域未来共創学環には、自分の関心を広げ、社会とつながりながら学んでいける環境があります。自分の好奇心を信じて、ぜひ一緒に未来をつくっていきましょう。

 今年度は今回が最終回になりますが、地域未来共創学環には、まだまだ興味深い研究や授業を行っている先生方がいらっしゃいます。次はあなたが地域未来共創学環の教員にインタビュー🎤を行ってみませんか?

地域未来共創学環でお待ちしております🌸