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地域未来共創学環で学ぶ「ビジネス」とは?

こんにちは。UEAの佐川です。

今回のブログは、学環の学びについて触れていきたいと思います。

地域未来共創学環の特徴は、全ての学生が
ビジネス×データサイエンス×ソーシャル・アントレプレナーシップを学ぶことです。

では、なぜ学環では、これらを全ての学生が学ぶことにしたのでしょうか?
この問いに答えるため、今回は、全ての学生が共通して学ぶ「ビジネス」の学びを紹介します。

■学環の全ての学生が共通して学ぶ「ビジネス」とは?

「ビジネス」と聞くと、どのようなイメージを持つでしょうか。
スーツを着た営業の人が名刺交換や売り込みをしている姿ですか?
経営者が取引先を相手にプレゼンテーションを行っている姿ですか?

間違いではありませんが、
学環で学ぶ「ビジネス」は経営学・経済学のことです。

なぜ、学環では「ビジネス」を重視しているのでしょう?
それは、学環のカリキュラムが「課題先行型」で、
地域課題をビジネスの力で解決できる人材を育成することを目的としているからです。

地域課題はこれまで行政が多く取り組んできました。
ですが、「予算が厳しい」「一過性になってしまう」・・・などの課題もありました。
そこで、これからの地域課題への取り組み方として、
新たなビジネスチャンスとして展開したり、
持続可能な運営にしていくため「ビジネス」の力が必須だと考えた訳です。

このため学環では、すべての学生がプログラム共通科目で
「ビジネス」(経営学・経済学)を体系的にしっかりと学修します。

具体的な授業科目は、次のとおりです。

<プログラム共通科目における「ビジネス」>
 経済学概論 / マクロ経済学Ⅰ / ミクロ経済学Ⅰ /
 経営学概論 / 計量経済学 / 会計学概論 / 経営戦略論 /
 マーケティング・サイエンスⅠ / マーケティング論Ⅰ

これらの授業科目で、
経済現象を正しく解釈するための基礎知識
経済指標(景気や金利等経済状況を表した数値)の見方や関係性
基礎的な企業の経営分析の仕方や経営戦略の理論
消費者行動の基本的な理論・分析手法
など、地域課題をビジネスの手法で解決するための経営学・経済学を学んでいきます。

これらは「ビジネス」の入口にしかすぎません。
学環の2つのプログラムのうち「地域ビジネスデザインプログラム」では、
より深く「ビジネス」を学ぶことができます。
「地域ビジネスデザインプログラム」の魅力は、また別の機会にご紹介しますね!

「ビジネス」においても「データサイエンス」が必要

会社が物事を進めるにあたっては、長年培ってきた経験や勘だけではなく、
ましてや「なんとなく」で物事を決めているわけじゃないんです。
きちんと根拠・裏付けをもって判断しているのです。

データや情報を集めて分析して、傾向や特徴を明らかにすることで、
💡現在の市場の状況把握やこれからの予測
💡経営課題を見つけ、多様な経営戦略の中からの最適な手法の選択
💡お客様の要望に沿ったサービスの改善や新しい商品づくり
などができます。

学環で「ビジネス」だけではなく「データサイエンス」も一緒に学ぶ意義がここにあります。

データサイエンスの学びについては、今後、詳しく触れていきたいと思います。

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